追体験~時代や空間を越えた共感~

DVD や単発のドラマを最近見るようになって感じること。
追体験だなぁ、と。
映画や本の作者は、何を考えているのか分からないけれど(興味があるので調べよっかなぁ)、見るとまるで自分が体験したかのような気分になるものがある。あぁ、これを体感して欲しくて、時代と登場人物の立場やキャラクターや発言を決めて、沢山の人の目に留まるように人気の俳優を選んで演じてもらうんだなぁ、と。理解してもらいたい感情や事柄があるんだなぁ、と。世間に知られていない事柄を知ってもらうためであったり、それでその事柄に対する態度を変えてもらう為であったりする。ちゃんと、動機があって作られているのだ。ちゃんと意味があって、その設定でその配役でその言葉なのだ。選んで選んで。
それが、渦中の人には共感(私だけじゃなかったんだ、そういう体験してるの)になったり、その周りの人には理解(そういう背景でそうなってるんだぁ)になったりする。
そして明日からの世界や一人一人の選ぶ意見・未来が変わるかもしれない。
変わって欲しい、そんな願いを込めて作られた物語を見ると、それを作りたかった作者の背景も気になる。


そう思っていると他の人と共感できるんじゃないか、と自分の中に押し込めておいた感情を解放したくなる。
言語化することによって、時代も場所も離れた誰かと、共有・共感できるんじゃないかって。それは、その人の励みにもなるのかもしれないが、最初に、私の励みになる。辛かったことが、私だけのものでなくなって、誰かと繋いでくれる糸になる。それはそれで、ちょっと幸福なことではなかろうか。

インプット

わりかし本が好きで、読みたいものは読んで今まで来た。

けど、今DVDとお笑いが来てる。

父が嫌いだったお笑い。

お笑いと映画のDVD を見てると、また違った視点で現実世界を見せてくれる気がする。

きっと、小説書くのは暗い人。

暗い人が悪い訳じゃない。

私も本が好きで暗い人。

けど、本書いたりするような人は、スポーツバンバンやって仲間とグイグイ飲んで、みたいな人じゃないと思う。そんな人はわざわざ本を大好きになったり、本を書かなくても人生回して行けるはず。

だから、本からのインプットは、そういう人じゃない視点、って傾向があると思う。

だからお笑いからの視点や間の取り方や空気を読む力に、魅せられる。

持っていなかった武器、もらっちゃった感じ?装備しちゃう?まだ飲み込めてないけど。

映画のDVDからも日常の切り取り方で、作者や監督の思ってる普段や日常が垣間見られる。それが、自分と違うので、自分がよりハッキリと認識できる。世界とのズレを怖がっていたけれど、それを感じることで、自分という人間が見えてくる。自分探しって自分を掘り下げてくんじゃなくって、他者をより知ることで、その間にある境界線をはっきりさせていくことじゃなかろうか。

この、他者を知り、自分を知る、認識の変化が、意外と楽しい。
中学生位以来の、現実を生きてる疾走感。
やっぱり、RPGみたいだし?


これって、現実の人付き合いにも応用されることじゃなかろうか。

自分と似たファッションの、自分と似たパタンの、人としかつるまないんじゃなくって、自分をしっかり持った上での、全然種類の違う人との交わり。それってきっと面白いことなハズ。
それをしてそうなあの人と、今気づいてそれを始めようとしている自分との、差。
普段なら敗北感を感じそうなこの出遅れ感にも。
これも、また、味。
私は、やっとここいらでそれに気づく人間です。
でも、それでいいのです。
違うのだから。
生まれたときから。

ブログを書く意味。

名もなき人の、名もなきブログが好きだ

だから私もブログを書く。

ある、一人の経験者に、助けられたことがある。

ある、一人の思い付きに、勇気をもらったことがある。

ある、一人の閃きに、行動への衝動を起こしてもらったことがある。

だから私もブログを書く。

ただの垂れ流しでも。

RPG の『賢者の書』みたいなもんだ。

無数にあるブログやCOOKPADのレシピや食べログのコメントに、めちゃめちゃ助けられて人生を歩んでる。

孔子が、こういった、みたいに全ての文が有用な訳じゃない。訳じゃないが、参考にしたいものも、とてもある。

東京電力的な会社

東京電力的な会社は、ちょっと信じられない。
始め、安全ですって嘘付いて原発とか作って。
作ったばかりの時は壊れないから、儲かって儲かってしかたなかったんじゃないかな。
社長から社員まで、待遇良かったんだと思う。
でも敷設からずいぶん経ったら、壊れ始めること、予想してたんかなぁ?
交換費用とか、耐久試験とか、もし壊れたらの試算とかしてから、儲けの分配と享受をしてほしかった。

今になって、足りないから、使ってる人多めに払って下さいとか、事故起きます、とか、やめて欲しい。もっと賢くなって。
信じていたかったよ。


単に一企業で、片田舎のつぶれそうな商店みたいに、商店主の思いでどうにでも変わっちゃう、けっこういい加減なものだったんですね。大企業って。

小池百合子都知事立派!!

給料半額なんて普通思い切れない!!

でも彼女はやってのけた。

バブルじゃないんだよ時代は。

バブル期からどれくらい変動したんだろう、都知事の給料や都議会議員の給料は。

普通の会社の役員とかよりも低かったらちょっと可愛そうな気もして気になる。
都のトップなのに。
でも。
身を切ることで、身の潔白というか、これからやることへの決意を示したと思う。
やるべきことをやるつもりなんだろう。

都議会議員の給料が1700万円て高すぎじゃない??

市民が底の底を歩んでる時代に。

ユニクロとか回転寿司とか安めの外食とか。

そして、自らがトップでたんまりお金もらってた時代の問題も責任取れないとか。

なんのために?

なんのために、都民に雇われていたのだろう。

税金のこと、湯水と勘違いしたんじゃなかろうか。


一度上げた給料はなかなか下がらないから、上げる時にもっと慎重にしてほしい。

ままをかぜからまもる!!!!!!

パブロンのCM 、子供が爆笑です。

フライパンを持ってタイトルのように叫ぶ子役に


「守れるわけないよね」


と兄弟で話しております。


知ってるよ!!


母ちゃんはそんなの知ってるよ。


それを踏まえた上で可愛いじゃん。


ドラマで人が死んじゃっても、リアルに考えるこどもには、非現実的過ぎて、腑に落ちなかった模様であります。

隣の芝は青い

お店飲みできる人が羨ましー。
焼き鳥とサラダとか、締めのラーメンとか、とかとか♪食べたーい。
ゆっくり好きに買い物できる人羨ましー。
子供がブーブー文句言って動くのもままなりませーん。
仕事してる人羨ましー。
絶対大変だとは思うんだけど、一人の人として扱ってもらえたり、自分で自分のお金を稼げるってやっぱり頼もしいしカッコいいと思う。自信になると思う。


こう書いてると、したくてできてないことを、人の羨ましさに便乗させて吐いてますね。工夫すればできるだろうけど、昔の自分はできていたいとも簡単なことが出来なくなるなんてッ↓↓↓


小さいときは出来なかったことを、大人になって働いてできるようになってそれが自分だと確信していたら、あれよあれよと出来ないことが増えて…
元々出来なかった事より、一度出来ていた事を諦めることはツラいっす。
だからといって、自分の決断にはいいことも付いてきていて、一概に悪いとは言えないっす。
けど、悲しみもあるー。
一時のことかもだけど、冷静に見られない。




きっと、独身の人は既婚者にいいなーと思う点もあると思う。でも、なってみないと想像がつかない、嫌だなーってこともあると思う。
働くママさんには、私は凄いなーいいなーとしか思わないけど、なってみたら嫌だなーってこともあると思う。
全ては、なってみなきゃわからないんだ。
だから、想像のいいとこ採りで、人を羨むのは辞めたい。
でも、羨む気持ちの裏にある、自分の希望については吸い上げていきたい。


働いてたときは、晴天の日に節電で薄暗い部屋で仕事してんの、バカバカしくて、いいなー今日働いてない人!布団干したり掃除したりのびのびしたいなーと思っていた私。


人には裏側の見えない部分がある。
人には事情がある。
物事には二面性がある。
ただ羨ましがったり、ただ一部を見て将来を選ぶのは違う気がする。
でも。
なってみなきゃわからないから、選ぶときには底までミエナイ。けど、何かはあるなって心の準備したり、経験者に話聞いてみたり、足掛かりを少しでも探してみたりして、少しでもまともな未来の現実の選択ができるといい。